iPhoneのホームボタンを酷使したくなければAssistiveTouchを有効にしよう
iPhoneにはホームボタンが壊れやすかったり効きが悪くなりやすいという問題がある。 そのため、ホームボタンをあまり酷使したくないという人もいるだろう。
そんな人に知ってほしいのだが、iPhoneにはホームボタンを押さなくても画面上でホームボタンと同じ役割を果たす機能がある。 それがiOS5から搭載された新機能・AssistiveTouchだ。
AssistiveTouchとは
AssistiveTouchとは、図のような画面上のボタンを操作することで様々な動作を実現できるOS標準の機能である。 例えば、図のホームを押すとホームボタンと同じ動作をする。
Appleのアクセシビリティに関するページでは、AssistiveTouchについて以下のように説明されている。
内蔵されているAssistiveTouch機能が、1本の指を使ったマルチタッチジェスチャーでの入力をできるようにします。
AssistiveTouchは元々身体機能に障がいのある方向けに搭載されており、1本の指のみで様々な動作を実現できる機能だ。
設定方法
AssistiveTouchの設定方法は次の通り。
1. 「設定」をタップする
2. 「一般」をタップする
3. 「アクセシビリティ」をタップする
4. 「AssistiveTouch」をタップする
5. 「AssistiveTouch」をオンにする
以上で設定が完了する。
使い方
図のポップアップのホームをタップと、ホームボタンと同じ動作をする。 もちろんダブルタップするとマルチタスクを表示してくれる。
AssistiveTouchでは、その他にも
- 画面をロック
- ボリュームコントロール
- シェイク
- スクリーンショット
等、様々な機能が画面上で実行できるようになっている。
ストレスなくホームボタンや様々なボタンが押せるので、まだ使ったことのない方は一度使ってみてはどうだろうか。
おわりに
2年間使ってきた僕のiPhone4のホームボタンは、もはや飾りと言わざるを得ないほど効きが悪かった。 でも、AssistiveTouchによりまだまだ現役で使えそう。
iPhone5でもハード側のボタンと使い分けて負荷を減らしたいと思う。